オフィス革命!ファミレス席がもたらす快適な働き方と意外なメリット

オフィス革命!ファミレス席がもたらす快適な働き方と意外なメリット

オフィスレイアウトを変える際に、近年では会議室の代わりにファミレス席を設置する企業も増えつつあります。打ち合わせや休憩、応接室の代わりとしても使えるコンパクトなファミレス席は、スペースを有効活用したいオフィスと相性がいいもの。
働く場所でこそ活用しやすいファミレス席のメリットについて解説しますので、オフィスレイアウトにお悩みの方はぜひご覧ください。

目次

  1. 1.なぜ人気?オフィスにあるファミレス席とは?
  2. 2.オフィス内にファミレス席を設置するメリット
  3. 3.オフィスによって異なる?ファミレス席ならではのデメリット
  4. 4.活用しやすいファミレス席を導入するポイント
  5. 5.まとめ

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1.なぜ人気?オフィスにあるファミレス席とは?

ファミレス席とは多くのファミリーレストランやカフェにもある、テーブルを挟んでソファを設置し、2人以上が向かい合って座れる席のこと。近年のオフィスにはあえてファミレス席を設置し、社内のミーティングスペースに活用しているところも多々あります。すでに導入した企業では、従業員の満足度は高いとのこと。ミーティングには会議室や打ち合わせスペースを活用するという形が定番でしたが、現在では「ファミレス席の方が便利」という企業も増えました。
なぜファミレス席がいいのか、その意外なメリットについて詳しく解説します。

ファミレス席のイメージ

2.オフィス内にファミレス席を設置するメリット

ファミレス席を設置した企業には、どんなメリットがあるのか?
働く場所ならではのメリットや活用方法を、詳しくみていきましょう。

会議室を使わなくていい

わざわざ会議室を利用するほどではない、社内でオープンにできるミーティングをおこなう機会が多いという企業もありますよね。少人数で話し合う程度ならば、同じフロア内にファミレス席を設置してしまった方が、打ち合わせもしやすいでしょう。
会議室は予約の必要や時間の制限がありますし、移動や準備にも時間がかかります。
いくつも会議室を設置できないオフィススペースが限られた企業ならば、コンパクトなファミレス席の方が有効活用しやすいでしょう。

設置が簡単なので導入しやすい

パーテーションや大きな設備が不要なため、スペースさえあれば、すぐに導入できるのがファミレス席のメリットです。テーブルとソファだけ運び込めばいいので、短時間で設置できてしまいます。
基本的に工事の必要もなく、レイアウト変更時もただ移動するだけ。臨機応変に対応しやすく、導入のハードルが低いのも特徴です。

コミュニケーションがとれやすくなる

気軽に利用できるファミレス席ならば、打ち合わせはもちろん、雑談や休憩にも利用できます。
ついつい集まりたくなる場所なうえに、個室と違って通りがかった人にも声をかけやすいもの。チームでワイワイと話してもいいですし、2人~3人でじっくりと会話を深めることもできます。
コンパクトなファミレス席は人と人との距離が自然と近くなるので、より打ち解けやすくなるでしょう。会話がしやすい場所ができることで、社内のコミュニケーションも活発化するかもしれません。

予約せずに誰でも使いやすい

ファミレス席は一目で空きが分かるので、会議室や個室ブースのように事前予約や中の様子をうかがうような確認がいりません。急ぎの打ち合わせ時にはスピーディーに使えますし、休憩や一人での集中作業時にも気楽に利用できます。

リラックス効果と緊張感のバランスがいい

社内にいながらもソファに座ることから、リラックス感が得られやすくなります。同じ社内でも場所を変えるだけで、ストレスを軽減できるという人も多いでしょう。
周囲に人の目があることから、ほどよい緊張感が得られるのもファミレス席の良いところ。ファミレスのソファは座面の奥行きが狭く、背中は垂直になるように設計されています。
身体が沈み込んでだらしなくなることがないので、無意識に姿勢を整える効果もあるでしょう。
リラックス効果と緊張感のバランスが良いため、オフィスという場にもちょうどよく収まります。

使用用途の幅が広い

打ち合わせや小会議の場所として使える他に、来客時には応接室代わりや待合室としても活用できます。社員が休憩スペースとして談話をしたり、カフェのようにお茶をしたり。昼休憩時にはランチをする場所としても使えるでしょう。コンパクトなスペースを多用に使えるため、スペースが限られたオフィスにも導入しやすいというメリットがあります。

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3.オフィスによって異なる?ファミレス席ならではのデメリット

ファミレス席には嬉しいメリットがある一方で、デメリットもあります。ファミレス席が不向きというオフィスもあるので、自社に導入が可能かどうかを確かめてみましょう。

機密情報には注意が必要

セミクローズドに近いファミレス席は、同じ社内でも外部にもらしたくない情報を話す場所には向きません。社外の人も出入りしやすい場所に設置すると、大切な機密情報が漏洩してしまう恐れもあります。部下と上司の内密な面談の場合には、他社員の視線が入らない場所の方が良い時もあるでしょう。オープンなだけに、話す内容や情報に気を付ける必要があります。

サウンドマスキングとは?

設置場所によっては使いにくい

オープンであるのがメリットであるファミレス席ですが、逆に外部からの音や視線が気になって打ち合わせがしにくいというケースもあります。活気のあるオフィス内に設置すると、会話が聞き取りにくい。でも、大きな声を出すと周囲に迷惑をかけてしまうなど、使いにくい点が出てくるかもしれません。設置場所に注意する、パーテーションを設置するなど、なんらかの対策が必要になる場合もあります。

大人数の打ち合わせには向かない

コンパクトなファミレス席は、多くても8人まで。10人を超える打ち合わせには不向きです。8人席でもテーブルとソファの寸法が2m以上必要となるため、スペースを広めにとる必要があります。
人数が増えるほどに話し声は大きくなるので、他作業をしている従業員に迷惑がかかる場合もあるでしょう。

メリットが多いファミレス席ですが、業務内容や打ち合わせ人数、設置場所とオフィスのスペースによってはデメリットが生じることもあります。せっかく導入したのにうまく活用できないというケースにならないよう、自社にはどんなファミレス席を設けたら良いのかについて、ポイントをおさえておきましょう。

せっかくファミレス席を導入するのなら、活用しやすくなる工夫をしたいもの。自社にはどんな席をどのように設置すればいいのかについて、あらかじめ検討しておきましょう。
上手にファミレス席を使うためのポイントを解説しますので、チェックしておいてください。

ファミレス席を使う用途を明確にする

ファミレス席を何に使うのか、目的を明確にすると失敗も防ぎやすくなります。多くの企業はどのような目的で導入を進めたのか、参考にしてみてください。

    • ・ミーティング
      セミオープンなミーティングを目的とした場合、会議室とは違う使い方をするはずです。
      利用人数や予約の有無、使用人数などを事前に決めておくと、場所の決め方やテーブル&ソファのサイズ感が決めやすくなります。

    • ・休憩
      ファミレスのように、仕事からいったん離れて休憩に使うケースも少なくありません。
      リラックスできるよう、作業スペースと距離をとった場所に設置する。窓からの景色が眺められるようにするなど、よりリラックス感を高めるように配慮すると利用者も増えるでしょう。

    • ・来客対応
      応接室代わりに、または来客時の待合室としてファミレス席を使用する場合もあります。
      その場合にはオフィス内部よりも受付に近い場所に設置した方がスムーズに対応できますし、社内の機密も守られやすくなります。応接室代わりを意識したデスクとソファ選びをすることで、企業のイメージアップも図れるでしょう。

テーブルとソファの寸法を確認

ファミレス席に適したテーブルとソファのサイズはある程度決まっていますが、使う人数と設置場所スペースを確認したうえで、導入したいテーブルとソファのサイズを確かめておきましょう。
選ぶ際のポイントは、ソファ背もたれの高さです。背もたれが低いほどオープンな雰囲気になり、オフィス内にも圧迫感を与えないようになります。
背もたれの寸法が150cm以上になると存在感は増しますが、クローズド感が高めになることで、打ち合わせに集中しやすくなるでしょう。

必要な設備や工事を確かめる

ファミレス席でもクローズドを高めたいのならば、パーテーションを利用して視界を遮ることもできます。企業によってはグリーンパーテーションでさりげなく視界を遮りつつ、リラックス感を高める効果を狙うこともあります。
または壁の中に洞窟のような形を作り、その中にファミレス席を設置することも可能です。
画面を共有するためのモニターやプロジェクター、ホワイトボードを設置する場合もあるため、用途を確かめたうえでコンセントの位置や必要なものを確かめておきましょう。

デザインについて考慮する

主な使用目的を休憩とする場合には、オフィス内の作業スペースと異なるデザインを使用し、気分転換しやすいようにする方法もあります。
例えば、ナチュラルなウッド素材とグリーンの装飾でリラックス感を高める。または作業スペースとは色や素材をガラリと変え、ワクワクするスペースにするなどです。
来客時にも使用するならば、革製のゴージャスなソファを採用して高級感を出すなど、使用するシーンや目的に合わせてデザインを考慮してみましょう。

5.まとめ

限られたオフィス内を有効活用するには、ファミレス席を設置するという方法もあります。
使い方や設置場所によってはデメリットが生じることもありますが、上手に配置すれば大きなメリットが感じられるでしょう。
簡単に導入できるファミレス席ですが、どの場所に設置すべきか。自社にはどんなテーブルとソファを選ぶべきか迷われた際には、専門家に相談するのもおすすめです。
様々なオフィスにて多様なファミレス席を導入してきた実績と知識があれば、企業の希望に応じた適切なアドバイスをすることが可能です。自社にピッタリなファミレス席を導入し、より働きやすくて快適なオフィスづくりを進めてみましょう。

ファミレス席のあるオフィスのイメージ

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