オフィス内に設置するワークブースを徹底比較!失敗しない上手な選び方

オフィス内に設置するワークブースを徹底比較!失敗しない上手な選び方

個室、または半個室空間をオフィス内に設置できるワークブースはメリットが多く、各企業にて積極的に取り入れられています。WEB会議や少人数での打ち合わせ、集中して作業をしたいときに便利なワークブースについて解説しますので、導入を検討されている方はチェックしておきましょう。
ワークブースには様々なタイプがあるため、各ワークブースを徹底比較しつつ、導入にあたっての注意点を踏まえながら失敗しない選び方をご紹介します。社員がより働きやすくなるよう、ワークブースならではのメリットが得られる選び方を知っておきましょう!

目次

  1. 1.ワークブースとはどんなもの?
  2. 2.オフィス内でワークブースを利用するメリット
  3. 3.ワークブースのデメリットと注意点
  4. 4.ワークブース2種類を徹底比較!おすすめの選び方
  5. 5.ワークブースの選び方に迷ったら?おさえるべき5つのポイント
  6. 6.まとめ

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1.ワークブースとはどんなもの?

ワークブースとはその名のとおり、働くための空間のこと。小さな個室ブースのことを言います。
街角にある電話ボックスのように省スペースですが、デスクとチェアを設置して一人作業ができるだけのスペースを確保。電源やWi-Fi・USBポートなども使用できるので、パソコン作業も可能です。
近年はテレワークが広がったことで、駅や空港などにも設置されるようにもなりました。空き時間に個室を利用して作業に集中できるのはもちろん、外部からの騒音をシャットアウトできるので、オンライン会議もできます。
オフィス内にてワークブースを設置し、社員が自席以外のワークスペースとして活用するケースも少なくありません。「オフィス内でもより集中できる作業スペースが欲しい」「WEB会議が増えた」という企業は、ワークブースを取り入れることを検討してみてもいいでしょう。
ワークブースを導入するとどんなメリットがあるかについて、詳しく解説します。

ワークブースのイメージ

2.オフィス内でワークブースを利用するメリット

オフィス内にてワークブースを利用した場合、社員にとってどのようなメリットがあるのかを確認してみましょう。

①業務に集中できる

デスクワークにて集中したいとき、周囲の音や動きが気になって作業が進まないときもあるでしょう。電話や来客対応、周囲から声をかけられるなどして、集中力が途切れることも少なくありません。急ぎの作業を終わらせなければならないときには、より焦りとなって作業効率を下げてしまいます。ワークブースがあれば外からの音をシャットアウトできるため、作業に集中することができます。他社員もワークブース内にいるときは急ぎの用以外では声をかけるのを控えるようになり、お互いに気を使わず仕事が進められます。

②WEB会議がしやすい

自席でWEB会議をする際にオフィス内の声や音などの雑音が入ってしまい、お互いの音声が聞き取りにくいときもあります。社内の機密情報が音や画面を通し、外部に漏れてしまう恐れもあるでしょう。ワークブースならばオフィス内の音が入らないため、WEB会議がより聞き取りやすくなります。さらに、社内の音声が相手に聞こえないうえ、社内の様子がうっかり相手画面に映る心配もありません。セキュリティ面でも安心して、会議や打ち合わせを進められます。

③ミーティングができる

上司と部下にて内密な話をしたい場合、少人数で急ぎの打ち合わせをしたい場合、会議室を利用しているという企業も多いでしょう。ですが、大きな会議室を少ない人数で独占してしまうのは抵抗がありますし、緊急時に空きがないという場合もあります。
数人利用できるワークスペースがあれば、部署内でのミーティング程度であれば会議室を使わなくても済みます。外部に音が漏れないので、社内でも人に聞かれたくない会話に集中しやすいでしょう。
ワークブースは防音設計でありながらも、外から中に人がいることは分かるようになっているタイプも多々あります。気軽に利用しやすいため、こまめな打ち合わせが必要なオフィスには便利です。

ミーティングブースのイメージ

3.ワークブースのデメリットと注意点

便利なワークブースですが、企業によってはデメリットが生じることもあります。
導入前に注意点を確認し、自社にあったワークブースを選べるようにしましょう。

①空きスペースが必要

ワークブースはコンパクトなサイズでも場所をとるため、安全に設置できるスペースが必要です。設置後に通路が狭くなる、または導線が悪くなる場所には不向きです。完全な個室となるCLOSE型ワークブースは「居室」となるため、建築基準法や消防法を考慮して設置しなければなりません。また、電源の確保やネット回線の新設などについても確認しておいてください。

②使用ルールを設定しなければならない

便利なワークブースですが、一部の社員が独占したり自由に使用したりすることは避けたいものです。使用時間の設定や飲食禁止など、社員誰もが平等に使えるようルールを設定しておくといいでしょう。使用後の清掃や片付けにおいてもルールを決め、誰もが気持ち良く使えるようにしておいてください。自席を離れてワークブースを使用する際には、周知しておくようにするのもおすすめです。お互いにワークブース内には声をかけないルールを設定すると、より集中して作業を進められるようになります。

4.ワークブース2種類を徹底比較!おすすめの選び方

CLOSEタイプは四方の壁と天井のすべて囲った個室空間のため、高い防音性と遮音性に優れているのが特徴。機密性が高いので外からの音が内部に入らないのはもちろん、外部に音が漏れる心配がありません。集中して作業に没頭できるため、社内にて個室を必要とする際にも便利でしょう。オンラインでの商談や機密性が高い情報をやり取りする際のミーティングにも向いています。
防音性は高くても、ガラスを使用して外から内部が見えるようになっているタイプもあります。換気や照明が付属したタイプもあるため、用途に応じて選ぶといいでしょう。
ただし広いスペースを必要とするうえに建築基準法を満たしていなければ設置ができないので、事前によく確認する必要があります。

CLOSEタイプのポイント

OPENタイプは簡易的に区切られた半個室タイプであり、扉や天井がないタイプが多いです。
防音性はありませんが、電話やWEB会議は可能。気軽に使いやすく、外部からも声がかけやすいというメリットがあります。パソコン使用時に背面が映りにくくする、周囲の視線を遮るようにカバーするタイプもあるので、半個室でも自席より作業がしやすいかもしれません。
OPENタイプは「家具」として分類されるので、建築基準法を気にせず設置ができます。小さいスペースを活用できるうえに設置や移動も簡単なので、簡易的なワークブースを試してみたいという企業にも最適です。

OPENタイプのポイント

5.ワークブースの選び方に迷ったら?おさえるべき5つのポイント

ワークブース導入を前向きに検討したい企業は、5つのポイントをチェックしておきましょう。
自社に必要なワークブースはどんなものか?社員が働きやすくなる環境を整えるために、最適なワークブースの選び方について、ぜひ覚えておいてください。

1.防音性

ワークブースのメリットは防音性にありますが、完全な個室が必要かどうか検討してみましょう。
普段のオフィス内の音や環境をチェックし、集中して作業ができるスペースを設置する必要があるのか。またはWEB会議において音を遮断できる場所を作らなければならないのかについてチェックしておきます。オフィスによっては社内全体が静かな環境のため、半個室タイプやOPENタイプでも十分という企業もあるでしょう。逆に社内が賑やかな場合には防音性の高いワークブースを設置し、作業や打ち合わせに活用するのがおすすめです。

2.設置場所

ワークブースはオフィス内のどこにでも設置ができるわけではありません。入口や通路は邪魔になりますし、人の多い場所では防音されていても作業に集中しにくいでしょう。
地震や火災が発生したときに危険はないかなど、安全面においても確認が必要です。
せっかく導入するからこそ使いやすいよう、設置場所についてしっかりと検討してみてください。

3.用途と目的

なぜワークブースが必要なのかについて、用途と目的を明確にしておく必要があります。
ワークブースにはいくつかの種類があるため、必要に応じた選び方ができないと失敗に終わってしまうかもしれません。たとえば少人数の会議にも使用したい場合には、少し大きめのスペースが必要になります。1人分でも十分だけど、ブースは複数欲しいという場合もあるでしょう。
用途と目的にあったワークブースを選べば、社内にて十分に活用できます。

4.予算

ワークブースは種類によって費用が変わるため、予算から必要なワークブースを選ぶという方法もあります。防音性が高い複数人で使用するCLOSEタイプはサイズが大きいので、設置費用もかかります。OPENタイプは簡単に設置できますが、個数が増えると費用も加算されます。ただし設置が簡単なものならば、外注にて設置をお願いする費用は抑えられるでしょう。
ワークブース導入と同時に電気やネット回線の接続工事が必要になるケースもあるので、トータルの予算をあらかじめ決めておくと安心です。

5.デザイン

ワークブースは単なる区切られた個室ではなく、デザイン性にこだわったブースもいくつかあります。リラックスしやすい温もりのある空間や、オフィス内にてなじみやすいシンプルモダンな外装など、さまざまなタイプから選ぶこともできます。社員一人ひとりが積極的に使いたくなるような、オフィス内にて大切な場所として長く活用できるワークブースを、デザインから選んでみてもいいでしょう。

6.まとめ

ワークブースのイメージ

オフィス環境での悩みが発生したときや昨今の働き方に疑問が生じた際には、ワークブースによって解決できるケースも多々あります。思い切った導入で働き方が大きく変わり、社員の生産性がアップすることも少なくありません。ワークブースにはいくつかのタイプがあるため、それぞれをじっくり比較しながら自社にあったタイプを選んでみてください。
自社にあったワークブースを具体的に検討したい方には、お役立ち資料もおすすめです。具体的な資料を参考にしつつ、気になる点があればお気軽にお問い合わせください。

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